NLP情報局 NLPトレーナー梅本和比己のブログ

Archive for 5 月, 2007

連合と分離

金曜日, 5 月 18th, 2007

p002lis.gif 連合(Association)と分離(Dissociation)


 「連合(Association)」と「分離(Dissociation)」は、NLPのあらゆるテクニックの基本となる重要な概念です。10日間の合宿の時も、毎日のようにこの概念は必要になりました。
 アンカーリング、ジェイクの包括モデル、恐怖症の治療、3つの知覚のポジションなどの技法を練習するときは、これなしにはできませんでした。
 一言で説明するのは難しいのですが、例えば次の様なことがらを示すものです。「連合」:
 ある体験を今正にありありと体験している状態過去の経験をありありと想起したり、将来の様子をありありとイメージしたり、なんらかの空想に没入したり、ある感情に浸りきったり、ある感覚を呼び起こしたりしているときの状態。
 連合は、なかなか難しいです。私の場合、「相手の気持ちを体で感じる」とか「ある感情に浸りきる」というようなことになると非常に困難を感じます。
割合と簡単にやってしまう人もいるとは思います。
各人、得意なところ、不得意なところはあると思いますので。

「分離」:
 ある体験をある距離を置いて体験している状態。
 過去の経験を「客観的に」体験したり、あるイメージを「遠くに置いて」体験したり、現在の経験を「数年後の立場から」体験したり、ある感情や感覚を「擬人化して」体験したりしているときの状態。

 自分は、分離はVなのか「分離」はしやすいです。部屋の中にいる自分と他者の両方を見おろすような位置から、その場の状況を見ている事が良くあります。

 自分の走っている道路や、周りの景色と地図とで鳥瞰しているように、空からの様子を思い描くことができるのもそうかなと感じます。

 そのためかどうか、自分の感情などを感じなければいけない時に「分離」してしまい、それがうまく出来ないということになるのかもしれないなあと思いながら書いています。

 この「連合」と「分離」は、時間をかけてしっかりと体得する必要があると思います。皆さんも頑張ってください。

(本にはあまり書いてないようですが、ジェイク先生、マイク先生のマニュアルの中にはしっかりと書かれていました。)



ワンポイント解説

金曜日, 5 月 18th, 2007
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このコーナーでは、NLPの様々なテクニックがどのように活用できるかを紹介します。 

point.gif 「アズ・イフ・フレーム」(その2)

もしも課題を達成したら・・・

2006/04/07

point.gif 「タップ・エクササイズ」

客観的な「事実」と「思い込み」とを区別する

2006/02/03

point.gif 「マップアクロス」で印象を変える

視覚、聴覚、触運動感覚をさらに細かく分けた・・・

2005/12/06

point.gif 知覚の三つの位置

いつもとは違った視点を体験する

2005/11/17

point.gif キャリブレーション

言葉と非言語の不一致を見分ける

2005/10/13

point.gif 恐怖症の急速治療

恐怖心を持ち続けることで不都合が生じるようなケースに

2005/09/16

point.gif メタファー(隠喩)

無意識に接近するひとつの方法

2005/08/23

point.gif 6段階リフレーミング

心の中の葛藤を処理します

2005/07/22

point.gif 「連合」と「分離」

NLPのあらゆるテクニックの基本となる重要な概念です

2005/06/23

point.gif メタ・モデルの有効性

クライエントの中のリソースを引き出す為のモデル

2005/05/26

point.gif アクセシング・ステート

自分に最適なリソース状態の探し方

2005/04/19

point.gif 「肯定的意図」を探る

どんな行動や考えの中にも「肯定的な意図」があり・・・・

2005/03/07

point.gif サブモダリティ

上手く行く時のイメージの作り方を活用・・・

2005/01/27

point.gif タイムライン

イメージの中で時間を「過去」に行ったり「未来」に行ったり

2004/12/28

point.gif 連合と分離

主観的に見ているか客観的に見ているか・・・

2004/12/01

point.gif アズ・イフ・フレーム

あたかも達成したかのように・・・

2004/12/01

point.gif メタ・モデル (その2)

相手が言いたい事を明確にしてあげる・・・

2004/12/01

point.gif ディソシエーション

自分を客観的に見る・・・

2003/12/16

point.gif ラポールの大切さ

相槌を打ったり姿勢を合わせたり・・・

2003/11/21

point.gif キャリブレーション

人が今どういう状態にいるかを見分ける・・・

2003/10/01

point.gif ブレイク・ステート

「状態を中断する」ことを・・・

2003/10/01

point.gif 感覚の鋭敏性(VAK)

周囲の状況に気づく能力が高いと・・・

2003/10/01

point.gif ミルトン・モデル

最も適切な意味が受け取れるように・・・

2002/09/05

point.gif メタ・アウトカム

相手の行動や望みには必ず「肯定的な意図」がある・・・

2002/08/09

point.gif メタ・モデル

相手からいろいろと情報を引き出す・・・

2002/07/02

point.gif アンカー

日常の生活の中でアンカーされている事・・・

2002/03/20
 

NLP発達心理学に出会って

月曜日, 5 月 14th, 2007

16taka22.gifセミナー参加者体験談


 b007lis.gif 「 NLP発達心理学に出会って」



1. 自分が探していたものがあるという確信が

 私は、人生の中で自分を成長させる機会にたえず恵まれてきました。10歳の時、知恵遅れの叔父の面倒を我が家で見ることになったこと。16歳で脳腫瘍の疑いで開頭手術を受けたこと、27歳で幼稚園を経営していた父と主人の事故のため、園長に就任したこと、31歳の時、長女が目の筋力が弱く、視力の出ない目の病気であることが判ったこと、35歳の時、長男が学習障害児であることが判明したことでした。

 教育学だけで、生きることが難しくなった私は、臨床心理学を学び始めたのですが、10年後NLP発達心理学に運良く出会えたことに、心から感謝しています。そこには、私が、長い経験の中で苦しみながら、成長し気付いてきたことが理論的に述べられている、私が探していたものがあると確信したのです。今までの自分の中からぜい肉が削げ落されていながら、一回り大きくなった自分が抜け出てくる感覚を感じることができた研修でした。NLPは、私の人生の学習目標を全て実現させてくれるスキルとパワーを持った心理学でした。

2. 全ての人間関係に役立つ心理学

 この心理学は、自分の中にまるで、「ドラえもんの四次元ポケット」ができ、その中から、色々な物が飛び出して解決してくれるように、全ての人間関係に役立つ心理学であると思います。そこで私は、幼稚園の現場で、この心理学のことを「不思議なポケット心理学」と呼んでいますが、自分の心のポケットからいつでも出せるように、そのスキルを学び、一つでも身につけることによって、まるで「ドラえもんのどこでもドア」のように、自分の心が自由に何処にでも行くことができるようになり(これを私は、羽がはえてエンジェルになることに例えて「エンジェル効果」と現場で呼んでいます)、そのことによって、楽に生きられ、より柔軟性を持って考え、物事を、更に統合した見地から思考し、行動ができるようになりました。

 もちろん、NLPは「それを望んでいる人が望みを達成する」というのが基本ですので、「人間関係も、全て、私は今のままでいい。変わりたくない」時があってもいいのです。そんな自分も受け入れられるようになれるところが不思議です。どんな人も、どんな自分も、どんな時でも受け入れられ、認められる、そして自信を持って生きていける、そんな自分を発見できる心理学であると、今、心から確信しています。

                                         幼稚園経営 M.T


NLPを学んで

月曜日, 5 月 14th, 2007

16taka22.gifセミナー参加者体験談


 b006lis.gif 「NLPを学んで」



1. カウンセリングをライフワークにする決意

 NLPと出会ったのは、2年前、教師を退職しカウンセラーとして歩き始めて3年目の春でした。10日間のプラクティショナーコースを受けて帰る列車の中で、私は強い電流が流れたように体の感覚がしびれ、ぼーっとしていたのを覚えています。最後のセッションで挑戦したテーマは、そのときの自分にとって大きな課題でした。同じグループメンバーの方がしっかり丁寧にワークしてくれました。これまで見えなかった角度からその課題をとらえ直すことで、自分の狭い枠組みがこわれ、大きな枠組みができたのを漠然と感じました。自分の中で何が起きたのかわからず、ノートにワークの流れを振り返り書き留めてみました。しかし、やはりそのときは、ただ、大きな変化が起きたということしかわかりませんでした。

 それから一ヶ月くらいたったときです。車の運転中に突然、洞察が起きました。「ああ、そうだ。そうなんだ!」私は興奮し、喜びがわき起こってくるのをじんじん感じていました。 何度かその洞察が余震のように起きました。そのときから、私はカウンセリングを自分のライフワークにしていく決意をはっきり固めていくことができたのです。

2. より柔軟になったカウンセリング

 カウンセラーとしては、NLPの様々な技法を学んだことで、パワフルな七つ道具と、いくつかの物差しを手に入れた気持ちでした。もちろんすぐには上手に使いこなせません。試行錯誤は今でも続いています。それでも徐々に、落ち着きと自信を身につけていくことができました。

 プラクティショナーコースに続き、昨年と今年、マスターレベルで学んだことで、私のカウンセリングはより柔軟になったように思います。難しい仕事が増えたにもかかわらず、楽しくなってきています。ときどきオーバーワークになるので、そのときは感覚の鋭敏さを取り戻すように、ためらいなく休みをとるようになりました。

3. 夢・カウンセリングの拠点づくりの実現

 NLPを学んだことは、私の人生のその他の面にも大きな影響を及ぼし始めました。以前からの夢であった、自然豊かな場所にカウンセリングの拠点をつくることが実現しました。今、緑に囲まれたささやかな木の家に住みながら、私自身が安らぎ、気づき、エネルギーを充電する日々です。ここを訪れる人たちも少しずつ増えています。この場所と建物をどう使っていくかは、これからの仕事です。チャンクを大きくしたり小さくしたりしながら、自由に過去や未来に飛びながら、また一体になって感じたり分離して考えたりしながら、きっとこれからも自分の望みを実現していけるだろうと思っています。

4. 人はそれぞれ違う地図を持ち、違う旅を!

 マスターレベルⅡの研修は私にとって幸せな時間でした。戻ってきたら、巷ではバスジャックなど青年による悲惨な事件が起きていました。振り子の反動のように私の中に苦しみが起きました。悲しかった。その苦しみがしばらく続いた後、今また、洞察が起きてきています。「人間」という生き物の、不確かさ、危うさ、おもしろさ。

 今回の研修で私は、「人はそれぞれ違う地図を持っており、それぞれ違う旅をしているのだ」ということを体感しました。おそらくその経験が今の洞察をもたらしているのだと思います。

 今回の研修の間、プラクティショナーのときから学びを共にしてきた愛しい人々の、それぞれの歌をたくさん聴いたように思います。メンバーたちはときにハーモニーになり、ときに合唱になり、ときに舞ってみせる。そして花開くことも。Jakeは見事なコンダクターでした。それぞれの旅、その人生が交わる瞬間瞬間の妙。なんなのでしょう!その喜びに打たれたとき、感謝の思いがあふれてきました。

 自分の地図を眺めてみると、その地図もNLPを学んでずいぶん変わりました。はっきり見えてもきました。これからはどんな旅をするのか、どんな出会いがあるのか、そしてまた地図はどんなふうに書き換えられるのか、楽しみです。

                                         カウンセラー R.S


NLPを学んで “私の発見”

月曜日, 5 月 14th, 2007

16taka22.gifセミナー参加者体験談


 b007lis.gif 「 NLP を学んで “私の発見”」



1. ああ、私は休みたかったんだ…

 NLPを学び日々実感しているのは、『自分が楽に生きられる』ようになってきたことです。NLPは、その方法を具体的に教えてくれました。

 私は、プラクティショナーに参加した頃、年に3~4回扁桃腺炎のため高熱を出し困っていました。仕事を休む訳にもいかず解熱剤で熱を下げ、抗生剤の点滴をしながら仕事をしました。しかし、全身の五感を使って傾聴する仕事柄、体調を崩すということは、感覚が万全に機能せず致命的なことでした。自己管理もできない自分に情けなさを感じ、どのようにコントロールしたらいいのか途方にくれていました。ヒントは、六段階リフレーミングのエクサで「自分にとって困った現象であっても、必ずその背後には肯定的問題を当てはめてみました。病気になることは私にとってとても困ることだけれど、これを肯定的に捉えいい聞いてみると「休むことができる…」とつぶやき、疲れ果てた体がやっと横たわることができるという感じを味わいました。そして、「ああ、私は休みたかったんだ…」と実感したのです。疲労がたまり、休みたくても休めない状況の中で無理していた自分に気づきました。

 NLPは『目標を明確化する』ことを重要視します。私の体が、手に入れたかったもの(目標)は「休養」でした。そのために病気になっていたとするならば、自分が困る状況を作らずに手に入れる方法を考えればいいわけです。NLPでは「問題をクリアにする方法は、その人自身が持っている。」といいます。そのためには、それまでの自分の行動がどうであったかを検証する必要がありました。帰宅は21時~22時はあたりまえ。連休は研修に行き一ヶ月休みなし。たまに早く帰れる日でも誘われると断れず、結局帰りは遅くなる。できそうになくても、頼まれると断れない。こうして振り返ってみても、息が詰まりそうになります。そこで私が決断したことは、勇気を持って“ノー”と言うことでした。健康を守るために遠慮せず休みをとること。できるだけ残業はしない。つきあいは回数を減らす。できないことはしっかり断る。とは言うものの、研修が終わり半年間は努力を要しました。しかし、それから現在までの3年間、扁桃腺炎による発熱はありません。NLPは、私の体が本当に必要としているものは何か、気づきを手に入れる方法を教えてくれました。そのことにより私は健康を維持することを手に入れたのです。

2. コミュニケーションを上手くする秘訣

 NLPと出会ってから3年目の研修を終え、自分の根っこにある抑圧と直面することができました。そしてなぜノーと言えない自分がいたのかを良く理解できました。

 人間は、人との交流無く生きることは不可能だといえます。人とのコミュニケーションを上手くする秘訣は、いかに“自分と上手く付き合えるか”だと思います。

 NLPは、自分を知り相手を知る手掛かりと方法を、知識ではなく体験を通して気づくことを教えてくれます。私は今、自分に正直に無理せず楽に生きることを選んでいます。本稿ではNLPを学び、それから得られた沢山の気づきの中から一つをご紹介しました。

                                            心理士 S.K