NLP情報局 NLPトレーナー梅本和比己のブログ

Archive for 5 月 9th, 2007

夫の手伝いが欲しい時

水曜日, 5 月 9th, 2007
夫の手伝いが欲しい時は、どのように頼むか?
会話の多い夫婦、少ない夫婦とそのあり方は実に様々ですが、一緒に暮しているからといって会話がうまくいくわけではないというのが、結婚生活の難しさではないかと思います。
サンタフェNLP/発達心理学協会のジェイク・イーグル先生は、どのような結婚でも、最初の5年間ぐらいは、それぞれの価値観の違いによる摩擦が生まれるのが普通であり、その後お互いの価値観の違いに目をむけることで、新しい価値観が形成されると言っています。
誰にとっても価値観は、とても重要なものです。結婚生活において、何かのできごとに対する考え方や、対処のしかたの違いが表面化した時に、夫婦がそれぞれの価値観を主張するのは、ごく当然のことです。お互いの大きな違いに気づいていくことそのものが、結婚生活といえるのかもしれません。
問題は、その後その違いにどのように扱っていくかです。
私は、時々子育てについての講演を頼まれますが、ご参加者のご質問は、子育てに関するものより、夫への不満や嫁と舅の問題になりがちです。
そして、多くの方々が、夫の無理解にあきらめを持っていることに驚くことがあります。結婚生活を楽しくしていくか、そうでないかは大きな違いです。夫には「言ってもムダです。」とあきらめてしまうのは、楽しい結婚生活そのものをあきらめてしまうことと同じくらい残念な気がします。
このような関係になりがちな理由は、何なのでしょうか?
また、どうすれば、この関係を変えられるでしょうか?
私は、次の3つのことをお話しながら、表現練習を勧めしています。
(1)自分の考えや気持ちを表現すればいいのかを知らない夫婦は、少なくない。
(2)考えや気持ちの表現の仕方を学び、練習してみるのは価値のあることである。
(3)練習によって得られる夫婦の楽しい関係と気分を体験する。
これらは、もちろんNLPの分離、アズ・イフ、アンカーリング、連合の一部を使いながら体験学習していただきます。
この練習のポイントは、「何を言うかを発見すること」と、それを非言語も含めて、「どのようにいうか」を発見することです。Yさんもそんな一人でした。Yさんは、ご主人に何かをやって欲しいことがあっても、どうせやってくれないと思っていて、「どうせあなたは忙しいから、私がやります。」と嫌味たっぷりに言ったり、「たまには、あなたもやってよ!」と怒って不満をぶつけたりしています。
結局、不満をぐっと押さえて、何も言わずに嫌々自分一人でやってしまうのです。Yさんは、いかに夫に理解がないかということを熱心に説明されます。そこで、Yさんに本当はどのようなことを手に入れたいのかを、聞いてみました。

「ご主人にご不満があるということをお話されているようですが、そのように受けとめてよろしいのでしょか?」
Yさん 「そうです。不満です」
「分りました。これは、私の経験による印象ですが、不満の裏側にはある期待があったりするのですが、Yさんにも、何かご主人に対する期待はないでしょうか?」
Yさん 「それは、当然ありますが、でもあきらめています」
「そうですか、その期待はどのようなものでしょうか?」
Yさん 「それは、時々でもいいから私の家事や、写真のアルバムの整理を助けてくれることです」
「時々でもいいから家事や、写真のアルバムの整理を助けてくれることを期待されているのですね」
Yさん 「そうです」
「もし、ご主人が手伝ってくれるとしたら、Yさんには、どのようないいことがあるのですか?」
Yさん 「それは、・・・・。一緒にやれるので気持ちが楽です」
「一緒にやるので気持ちが楽なのですね。それは、Yさんにとって大切なことですか?」
Yさん 「大切です。でも、あきらめていますけど」
「なるほど。では、ある方法で「ご主人の手伝い」が手に入るとしたら、その方法に興味がありますか?」
Yさん 「それは、ありますが・・・・」
「では、その方法をここで試してみる意志はありますか?」
Yさん 「はい、あります」
「分りました。では、ここで、3つの椅子を用意しますので、この椅子をそれぞれご主人、Yさん、そして、もう一つは全く関係のない第3者の方だと思って下さい」

と言って体験学習を始めます。

(1)最初は、いつもやっている決まり文句のやりとりをしていただきます。そして、次にその決まり文句を言われるご主人になってもらって、ご主人がどのような気持ちになるかを体験していただきます。
(2)Yさんのご主人の気持ちは、「仕事から帰って来て、何かを嫌まれるのは、あまりうれしくはない。まして怒って物を頼まれたらやる気はおきないし、腹が立つ」です。
(3)そこで、ご主人とYさんそれぞれに、どのような言い方なら手伝う気になるかを考えていただきます。2人の答えは、今やっている方法とは、およそ違う表現です。もし、そのアイデアがでてこない時は、もう一つの椅子にいる第3者の力を借りてアドバイスをもらいます。
(4)そして、その全く違う伝え方をしてもらいます。普段やっていない方法ですから、どこかやりにくそうに伝える方もいます。ご主人から、手伝おうという返事がもらえるまでいろいろなアレンジをしながら、練習してもらいます。
(5)新しいやり方が、2人にぴったりという感じがでるまでやっていただきます。ぴったりと感じた時、その感覚を十分味わっていただきますが、「とてもいい感じです!」と言われる方が少なくありません。そのいい感じをアンカーしておきます。

この新しい体験は、結構役に立ちます。新しい「表現」は、2人の関係に「気づきと変化」を誘います。Yさんは、本当はご主人と一緒にアルバムを整理したかったのです。一緒にやって楽しみたい自分がいることに気づいたYさんは、今までのやり方を変える決心をしたのです。

日常生活を豊かにするNLP
現代人のほとんどが、なんらかの人間関係の問題で悩んでいますが、NLPのスキルは、人に効果的に反応し相手を理解する能力を高めるのに、大きな力を発揮してくれます。
コミュニケーションは、人と人とのメッセージの交換ですが、私たちは、自分の言いたいことが、いつも相手に正しく伝わるとは限らないということを、しばしば忘れがちです。
コミュニケーションは、ある人が他のある人にメッセージを伝え、その人がそれに反応するという、人と人の刺激と反応の輪で成り立っています。そして、コミュニケーションは、話される言葉つまり意識されているものだけではなく、ボディ・ランゲージや声の調子、目の動きなど、無意識の領域も含めたいろいろな刺激とそれに対する反応の交換です。
「NLPのすすめ」(チーム医療、1994)の著者であるジョセフ・オコナー&ジョン・セイモアは、もし本当に効果的にコミュニケートしたいなら、コミュニケーションは、自分が伝えようとした意図とは関係なく、相手の反応で決まるという原理に従うことだと言っています。
なぜなら、あなたの言動が相手に影響を与え、あなたもまた相手の言動に影響を受けるのだから、あなたはコミュニケーションの輪の一方として、自分に責任を持つためです。
ところが、多くのコミュニケーションでは、相手がこちらの伝えたいことをどのように受けとめたかに十分な注意を払うことなく、一方的にたいした努力をすることなく相手の受けとめかたを強引に変えようとすることが多いように思えるのです。
どのようにすればよいコミュニケーションがとれ、親密な関係を作れるかをこれからいろいろな場面の実例を扱いながら考えていきたいと思います。

憂うつな気分を解消

水曜日, 5 月 9th, 2007

NLPには、気分が「憂うつ」になった時にそれを解消してくれるテクニックもあります。
「憂うつ」な気分は、一度なってしまうと自分ひとりではなかなか抜け出るのが難しいものです。
たぶん知識でNLPを知っただけでは、あまり変化は期待できないかもしれません。
魔法ではありませんので、一瞬のうちに解消というのは不可能です。
あまり長くその状態が続いているようであれば心理療法カウンセラーに話を聴いてもらうことをお薦めします。

それでは、NLPでは、どんなことが可能なのでしょうか?
まずは、「憂うつ」な気分を「中断」するためのテクニックがあります。
そして、「憂うつ」な気分から抜け出たら、最後に、それにかわるプラスの状態に「切り替える」テクニックがあります。
機会があれば是非体験していただきたいと思います。

創造性を発揮

水曜日, 5 月 9th, 2007

NLPには、創造性を発揮するのをサポートしてくれるテクニックもあります。
目標達成のページで紹介した「アズ・イフ・フレーム」なども役に立つテクニックです。
また、創造性を発揮する人は、自分の中にある様々な部分を上手に使いこなしている人が多いのです。
私達は、何かを創造する際に、「創造的な部分」「それを否定する部分」「現実的かどうか冷静に判断する部分」などが同時に自分の中で機能しています。
「創造的な部分」「クリエイティブな部分」に活発に働いてもらうには、「否定する部分」「現実的かどうか冷静に判断する部分」などは取りあえずお休みしていてもらうほうが都合がイイのですが、頭の中でそれを行おうとしても、なかなか分けて考えることが難しいのが現状です。
NLPでは、床に「創造的な部分の場所」「否定する部分の場所」「現実的かどうか冷静に判断する部分の場所」を決め、それぞれの場所を移動しながら、「創造的な部分の場所」では「創造的なことのみに集中」し、「否定する部分の場所」では「否定することのみに集中」、「現実的かどうか冷静に判断する部分の場所」では「冷静に判断することのみに集中」するという作業をします。
「創造的な部分」だけですと、どんどんとイメージが広がるという点ではいいのですが、現実的に達成できる内容なのかがあやふやになってしまいます。
この3つの部分に登場してもらって創造性を遺憾なく発揮したのが、ディズニーランドを創ったウォルト・ディズニーだったそうです。NLPでは「ディズニーの戦略」というテクニックの名前にまでなっています。
頭の中の切り替えが、いかに創造性を発揮するのに役立つかを、身を持って見本を示してくれました。
こうやって文書で読んでいるとすぐにでも出来そうな気がしてくると思いますが、これもNLPのテクニックらしく、実際に身体を動かしてやってみると、頭の中だけでやっていた作業と全く違った結果が浮かんできたりするのです。
機会があれば是非体験していただきたいと思います。

目標達成

水曜日, 5 月 9th, 2007

NLPには、障害を乗り越えて、望む目標に近づくのをサポートしてくれる多くのテクニックがあります。
・目標の明確化
・メタアウトカム
・アズ・イフ・フレーム などがその代表的なものでしょう。

また事業に成功した人が、成功に至るプロセスでどんなことを行っていたかもモデルとして形になっていますので、そこに自分の例を当てはめて、同じようにやってみることが可能になります。
私達人間は「冷静に考える部分」「人に厳しくする部分」「自分に厳しくする部分」「人に優しくする部分」「人と協調する部分」など、さまざまな反応をする部分が存在しているのに気づいている方も多いと思います。
その時その時に必要な部分に活躍してもらうことが可能であれば、目標が達成しやすくなるのです。
そうしないと、いろいろな思いや考えが頭の中に渦巻いて、なかなか整理できなくなってしまうのです。
目標に向けて効果的に行動できる人には、この自分の中にある様々な部分を上手に使いこなしている人が多いのです。
文書にしてみると「当たり前」に思えるようなことですが、実際に物事に直面している時は、なかなか上手くいかないものです。
NLPでは、頭の中だけで作業をするのではなく、椅子を使ったり、床に線を引いて、あっちこっちと移動して身体を使いながら作業をしていきます。このような作業の仕方が、切り替えをスムーズにしたり、物事のいろいろな側面を分けて考えるのに役立つようです。このあたりになると、本を読んだりホームページの記載を読んだりでは充分に理解できない部分も出てくるのではないかと思います。
機会があれば是非体験していただきたいと思います。