NLP情報局 NLPトレーナー梅本和比己のブログ

2007/5/10 木曜日

NLP情報局/カテゴリー:ワンポイント解説

恐怖症の急速治療     

 恐怖症の急速治療


  「恐怖」という状態は、私たち人間が危険な状況に陥ることから身を守ってくれるという肯定的な意味があります。
 しかし、その度合いが強すぎると日常の生活に支障が出る場合も考えられますし、ストレスも元にもなり得ます。この「恐怖症の急速治療」のテクニックでは、恐怖心を持ち続けることで不都合が生じるようなケースを扱います。恐怖心は生きて行く上で必要なものですから全てを取り去ってしまう必要はない訳です。

 さて、このテクニックのポイントは、頭の中で今まで続けてきた恐怖の場面を再現する方法、反応するパターンを、逆回しすることです。

 「思い出すのも嫌」というような場面かもしれません。ですから自分を安全だと感じられる状態を作った上で行います。

 まず映画館の中にいて座席からスクリーンを眺めている自分を想像します。次に、スクリーンと座った自分はそのままにして、分離した自分を建物の後方にある映写室に移動させます。そこからは、映画館の中にスクリーンと座った自分が見えます。映写室にいることが完全に安全であるということを確認した上で、次の段階に進みます。

 恐怖の場面をスクリーンに白黒で映し出します。その事が発生する前の何もなかった状態から、恐怖の場面を通り過ぎ、それが終わって自然な状態に戻ったところまでの映像です。スクリーンの映像はその場面でストップしたままにしておきます。

 今度は、映写室から出てスクリーンのところまで行きます。そして、自分がスクリーンの中に入り込みます。白黒だった色彩はカラーにします。周りの色や明るさ、聞こえる声や音、身体に感じることなど代表システム全部を使って、その場に実際いるイメージに浸ります。そして、フィルムを高速回転で逆回しします。それを何回か繰り返します。

 文章に書いてしまうと、本当だろうかという疑問も起きるかもしれません。
 NLPのスキル全体に言えることなのですが、実際に体験するとその劇的な効果が実感できると思います。

●写真は、アメリカのサンタフェにあるギャラリーに展示してあった、ネイティブ・アメリカンの木彫りの胸像です。テーマとは関係ありません。
  サンタフェの街には、たくさんのギャラリーがあって迎えてくれます。

文責 舩橋康芳

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