最近、メンタルヘルスに対する関心が急速に高まっている気がします。雑誌の特集も増えてきましたが、日本能率協会発行の情報誌JMAマネージメントレビューに掲載された「若手社員のメンタルヘルスケア」は、とても参考になると思います。
今までどちらかというとメンタルヘルス対策は、「コストセンター」としてとらえられていました。プロフィットセンターになるという考え方に変わりつつあるのは、望ましいことだと思います。なぜなら労働者にとってストレスの少ない、メンタルヘルスが良好に保たれることは、働きやすい職場環境になるということだからです。
ところで働きやすい職場環境に必要な条件は、なんといっても「よりよい人間関係」です。職場のストレスとなる原因の一番は、人間関係の悩みです。「コーチング」が普及して、人間関係によい結果をもたらすと期待されましたが、あまりよい結果をもたらしていないようです。
効果がでない職場で起こっていることは、本当の意味で部下の話を上司が聴いていないからです。これからの職場には、「傾聴」をもっと本格的に練習する研修が必要だと思います。最近、「メンター制度」を導入する企業も増えてきましたが、「傾聴」できるメンターでなければ、効果があるどころか、かえってよくない結果を招いてしまうでしょう。
